― 2022年 開催概要 ―
募集テーマ
HISTORY
審査員
さとみ(Japan Meeting of Furries 実行委員会 代表) https://jmof.jp/
埴野真司(IMAGESTUDIO Noise 代表・フォトグラファー) https://studio-noise.com/
Japan Furries Photo Competition実行委員会
エントリー数
121作品(重複を除く)
― グランプリ作品 ―
The Story Beyond History Book
Photography by Chivilt
(大韓民国)
受賞者コメント:
この度は、考えもしなかったグランプリをいただき大変光栄に思います。
まず、けもの着ぐるみの写真を芸術の領域まで導いてくださったJFPC及びJMoF関係者の皆様に心より感謝申し上げます。
また、この写真のモデルになっていただいたフングックさんとアソルさんにも心より感謝申し上げます。
今回の受賞はこの二人のおかげだと言って過言ではありません。
偶然かもしれませんが、この写真は私がけもの着ぐるみの写真を撮り始めた時の写真であり、自分にとって非常に「歴史的」な写真です。
歴史は世界のすべては盛り込むことはできませんから、歴史の外の貴重な話が多いことを知らせてくれるのが写真だと思い、この写真のタイトルを決めました。
写真家たちは、それぞれの経験を芸術として記録する一種の歴史家だと思います。
私たちが撮る写真は、私たちの大切な瞬間を記録したものであり、私たちの生きてきた跡を輝かせてくれる最高の歴史です。
大変辛い時期ですが、写真という形で私たちの歴史を書き続けたいと思います。
改めまして、名誉ある賞をいただき、誠にありがとうございます。
― グランプリ ノミネート作品(順不同) ―
Time locus
Photography by Gale
(香港)
What have I done?
Photography by Gale
(香港)
Let me tell you a story
Photography by Gale
(香港)
さよなら傷だらけの日々よ
Photography by Elleth
(日本)
― ベストファッションアワード作品 ―
The rest is History
Photography by Chivilt
(大韓民国)
受賞者コメント:
3年前、こちらのアワードにノミニーし、このステージに立ったことがあります。
今回は受賞できてとても嬉しい限りです。
「歴史」について考えると「伝統」が思い浮かび、「伝統」を一番よく表現するのは「衣装」、そして私の国における伝統的な衣装は「韓服」だと思い、この写真を選びました。
この度は、輝かしい賞を頂戴し光栄に思います。
今回の受賞をきっかけに、これからの作品活動も頑張っていきたいと思います!
― ベストファッションアワード ノミネート作品(順不同) ―
What have I done?
Photography by Gale
(香港)
Give me your best beer!
Photography by Gale
(香港)
撃て!
Photography by ネコタ
(中華人民共和国)
Mediaval Poison
Photography by Gao
(タイ王国)
― ベストメッセージアワード作品 ―
What have I done?
Photography by Gale
(香港)
受賞者コメント(日本語訳):
この写真が選ばれてとても光栄です。
タイトルの"History"と聞いたとき、頭に浮かんだのは、「後悔に繋がったできごと」でした。
この写真は、丘に立つ一匹の孤独な狼が、自身の以前の行いを悔いる様子を映しています。
世界が滅亡したような陰鬱な雰囲気を目指し、色温度を温かくしつつ、彩度を抑えました。
背景がより暗く見せることを企図して、空の光を抑えるためにフラッシュを使用しています。
改めて、今回は受賞させていただきありがとうございます。来年のJFPCも楽しみにしています。
― ベストメッセージアワード ノミネート作品(順不同) ―
The Story Beyond History Book
Photography by Chivilt
(大韓民国)
Wait for you
Photography by "SARB" the Wolf
(日本)
Time locus
Photography by Gale
(香港)
さよなら傷だらけの日々よ
Photography by Elleth
(日本)
― ベストライティングアワード作品 ―
歴史を見つめて
Photography by 麿
(日本)
受賞者コメント:
ベストライティングアワードを頂戴しました、麿と申します。
この度はじめて参加したフォトコンテストを通じて、自分自身で作り上げた着ぐるみを被写体とした作品が、公に評価いただけたことは今後の制作の励みとなります。
私のオリジナルキャラクターである桜琴(ミコト)は狼と狐をモデルとし、「過去の我が国を生きた獣人」という設定です。
キャラクターの外見は白をベースとしているため撮影時は光の向きや強さが重要となります。
この写真は早朝4時に自宅を出発し、朝日の光を活かして撮影を行いました。
自然光での撮影は不安がありましたが、着ぐるみ制作時にこだわって作り込んだ顔の筋肉の質感や瞳の色深さを美しく表現できたと感じています。
なお、すべての写真において「過去の我が国を生きた獣人」というメッセージを込めています。
言葉では表していない作品のオリジナリティやストーリーを感じていただければ幸いです。
― ベストライティングアワード ノミネート作品(順不同) ―
境界
Photography by リング
(日本)
Let me tell you a story
Photography by Gale
(香港)
若き紳士の肖像
Photography by すいう
(日本)
Calling of the wild
Photography by Gao
(タイ王国)
― ベストコンポジションアワード作品 ―
お狐会議
Photography by 麿
(日本)
受賞者コメント:
ベストライティングアワードに引き続きベストコンポジションアワードを頂戴しました、麿です。
この写真では桜琴の外見を活かし、たくさんの狐の石像が集う歴史ある寺院にて許可をいただき撮影を行いました。
当初より着ぐるみは「シンプルに、美しいヒトケモノ。」をテーマとし、使う色を和の雰囲気が感じられ、かつシンプルな白、赤、黒、金で統一し、完成後は赤の着物で着飾ることを想定して制作を行いました。
作品では桜琴が持つ「シンプルさ」と幾多の狐様が並ぶ「複雑さ」が融合した一枚になったのではと感じています。
この度は2つの部門で賞を頂く結果となり、大変驚いたとともに、今日まで私と交流してくださり、日頃より獣人やケモノの魅力を楽しく語り合ってくださる国内外の皆様にお礼申し上げます、ありがとうございました。
今後とも和風獣人をテーマに作品を通じて皆様と交流できることを楽しみにしておりますのでよろしくお願いいたします。
― ベストコンポジションアワード ノミネート作品(順不同) ―
The Way to the Forgotten Time
Photography by Chivilt
(大韓民国)
Attack
Photography by That Kyojin Guy
(マレーシア)
Let me tell you a story
Photography by Gale
(香港)
Photography by 麿
(日本)
― エントリー全作品 ―
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― 授賞式で放映された映像 ―